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Stop The Clocks(06/11/15)

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1-01 Rock n Roll Star
1-02 Some Might Say
1-03 Talk Tonight
1-04 Lyla
1-05 The Importance of Being Idle
1-06 Wonderwall
1-07 Slide Away
1-08 Cigarettes & Alcohol
1-09 The Masterplan
2-01 Live Forever
2-02 Acquiesce
2-03 Supersonic
2-04 Half The World Away
2-05 Go Let It Out
2-06 Songbird
2-07 Morning Glory
2-08 Champagne Supernova
2-09 Don't Look Back In Anger

 ついにoasisのベスト盤が発売されました。
 
 日本盤ではボーナストラックがあるというので期待していましたが、『RollWith It』と『Let There Be Love』ということで今回は新曲無し。

 少し残念ですがベストアルバムに新曲を期待するほうがおかしいですね。

 よって今回の楽しみは付属のDVDとノエル兄貴の選曲についてですかね。

 まずDVDですが、なかなか興味深いインタヴューなのでファンにはオススメです。

 『The Masterplan』をあそこまで重要に感じているとは思いませんでした。

 それと『Whatever』が何故選曲から漏れたかは宿題だそうなのでわかる方教えてください。


 さて今回は、ノエル兄さんが選んだ曲群に関する簡単な考察と、もし自分がこのアルバムの選曲者だったらというリストを紹介することとします。

 まず本CDトラックリストをみて思うのが、前期の曲の多さ。

 通常、ベスト盤を編集するにあたりいくつかのポリシーに従って選曲します。

 まず第1番目はシングルコレクションという形態。

 シングルカットされた曲というのは当然ある程度の売り上げを見込んだ自信作ということで、それを並べればおのずとベスト盤ということになります。

 このシングルコレクションのかたちは、更に「全てのシングルを網羅するもの」と、「シングルの中で更に吟味したシングル傑作選」に別けられます。

 このタイプのベスト盤は、最もファンを納得させられることができます。

 2番目はファンのアンケートをもとにして人気曲を選曲するというもの。

 比較的新しい流れですが、あくまでも商業的観点を立脚点とするプ゚ロフェッショナルなスタイルです。

 ただ、この選曲方法は思いのほかファンを納得させられません。

 やはり個人個人曲への思い入れは千差万別なので、「なぜこの曲が入っていてあの曲が入ってないんだ!」という気持ちを抱いてしまうでしょう。

 さて最後の3番目です。

 これは本作の形態であるアーティスト側の好き嫌いによる選曲。

 今回はノエル兄さんの独断だそうです。

 まぁ、弟たちの意見を聞いていたら何年経っても18曲に絞ることなんてできないでしょうから1人でやるしかなかったのでしょう。

 このタイプのベストアルバムが出ると、やっぱり偉そうですが自分でもやってみたくなります。

 「個人的ベストアルバム」を。

 まず、ノエルは時代に関係なく好きな曲、思い出に残る曲を入れました。

 例えば好きな曲は、『1-05 The Importance of Being Idle』や『2-06 Songbird』。

 思い出に残る曲は、『1-07 Slide Away』や『1-08 Cigarettes & Alcohol』とかですかね。

 次は選ばれた18曲を、6枚のオリジナルアルバムの発売時期で区切って分布を調べてみましょう。

1st期 1-01 1-07 1-08 2-01 2-03 2-04 [アルバム収録5曲(A-side3曲) B-side1曲]
2nd期 1-02 1-03 1-06 1-09 2-02 2-07 2-08 2-09 [アルバム収録4曲(A-side3曲) B-side3曲]
3rd期
4th期 2-05                   [アルバム収録1曲(A-side1曲) B-side0曲]
5th期 2-06 [アルバム収録1曲(A-side1曲) B-side0曲]
6th期 1-04 1-05 [アルバム収録2曲(A-side2曲) B-side0曲]
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こうしてみると、一目瞭然ですね。

 まず目に付くのが3rd期の0曲。

 ノエルは何度となくインタビューで3rdを最低、最悪と言っていますが、それが顕著に表れています。

 それと1st,2nd期の曲の多さ。

 3rd以降は18曲中たったの4曲しかありません。

 「oasisは2nd期で終わった」と偉そうにのたまう評論家がいますが、兄貴自らが認めてしまったかのような格好です。

 また、B-side(B面)伝説といわれた頃の曲が3rd以降と同じく4曲。

 兄貴にとって、3rd以降は全盛期のB面と同じくらいの印象でしかないのでしたら少し寂しい気もします。


 では、最後に個人的『Stop The Clocks』を紹介して終わりにします。

Rock'n' Roll Star
Live Forever
Whatever
Roll With It
Wonderwall
Don't Look Back In Anger
The Masterplan
Don't Go Away
All Around The World

Go Let It Out!
Little James
Sunday Morning Call
The Hindu Times
Stop Crying Your Heart Out
 (You've Got) The Heart Of A Star
Idler's Dream
Lyla
Let There Be Love



 

  

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